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熱血中澤コーチの「think」

中澤吉裕
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中澤吉裕プロフィール
日本車いすテニス協会認定コーチ、ワールドチームカップ日本代表チームコーチ。車いす・一般・ジュニアテニスの更なる普及を目指し精力的に活動中。エヌ・プランニング代表取締役。

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車いすテニス基礎知識8か条

この8か条を知れば!車いすテニスが少し分かるかも?

①ルールは基本的にいっしょで、唯一の違いはツーバウンドがOKということ!


②車いすは2種類、普段用・競技用があります。競技用の特徴は、タイヤがハの字で、実際に私は経験しましたが、車いすの性能についていけずにぐるぐる回って汗ビッショリでした。


③ラケットも同じ。ただしグリップサイズは、タイヤを握るので細めのプレーヤーが多いです。


④コートも同じです。※なんと2002年のワールドチーム力ップ (国別対抗戦/健常者のデ杯、フェド杯に相当)は、イタリアのクレーコートで行われました。


⑤クラス分けがあり、一般男子・女子 (オープンクラス)、クァード、(障害の重いクラス)ジュニアの4グループに別れています。足でサービスのトスを上げたりするクァードクラスのアメリカ選手もいます!


⑥そして世界ツアーもあります!(日本勢大活躍です)。最初のステージとして地域主催のフレンドリーマッチや、 健常者とのミックスダブルス(ニューミックス・アップダウンと呼びます。)などがあります。次に日本車いすテニス協会認定(JWTA)、世界大会(健常者のアジア大会は車いすではフェスピック、オリンピックはパラリンピックなど)とつながっています。


⑦どうやってプレーしているの? 実はこれが意外と多い質問です。片手で車いすを押さえ(タイヤ部分)、利き腕でスイング、すぐにラケットを持ちながらプッシュ・プッシュで走り回り、また打ち返すのです。これが実にすばやい。私も選手と練習していますが、加速すると全く歯が立ちません!


⑧技術的には? 障害によって違いはありますが基本的にはいっしょです。世界トップ選手のスピンは本当にすごいです。車いすテニスはバックハンドにスライスを多く使うことが特徴で、その切れ味といったらものすごいです。トップ選手のスライスは、ネットギリギリで白帯前でボールが浮き上がりネットを越えて沈んでコートを滑るように伸びてきます。これがトップ選手のスライスです。


以上が、車いすテニスの「基礎知識8か条」です。少しでもイメージできました?とにかく多くの方々に車いすテニスに興味 を示していただければ幸いです。
また、全国各地で車いすテニス講習会等を行なってますので、情報も伝えます。
それから、講習会等の開催をお考えの方で、困ってる方々はご連絡頂ければご協力致しますよ!


日記 | 投稿者 中澤吉裕 11:18 | コメント(2) | トラックバック(0)